接種要注意者/基礎疾患を有することが明らかな者


  1. 心臓血管系疾患を有する者
  2. 腎臓疾患を有するもの
  3. 悪性腫瘍
  4. HIV感染者
  5. 重症心身障害児(者)
  6. 未熟児に対する予防接種
  7. その他基礎疾患がある者

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心臓血管系疾患を有する者

 日本小児科循環器研究会(現 日本小児科循環器学会)は昭和46年
に接種をしてはならない者につき、以下のように定めている。
(小児外科・内科 4:955、1972)

ただし、現時点では例えば心不全がコントロールされている状態にある
れば、接種の考慮対象としてメリット、デメリットを検討していくこと
になる。

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腎臓疾患を有するもの

 日本小児腎臓運営委員会答申(昭和60年 治療67:111、1985)では、
接種をしてはならない者は以下のとおりとされている。

 また、水痘ワクチン研究班のネフローゼ症候群への水痘ワクチン接種
基準は以下のとおりであり、他のワクチンへの適応できる

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悪性腫瘍

 原則として、完全寛解期に入って、細胞性免疫能が回復した時点で接
種を行う。維持療法中でも必要性の高い麻疹、水痘等については、積
極的に免疫能チェックを実施し、タイミングをみて接種を行う。

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HIV感染者

 HIV感染者及びエイズ患者に対しては、ポリオ及びBCGの予防接
種を行ってはならないが、DPT、麻疹、風疹、日本脳炎及びインフル
エンザの予防接種を行うことはできる。

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重症心身障害児(者)

 重症心身障害児(者)は、けいれん、重症脳障害の合併のある者が多く、
現在まで接種を受けていない者が多い。しかし、デイケア、施設入所等
接種機会も増加している現在、予防接種の必要性が高まっている。現在
の日本の環境条件からみて必ずしもすべての予防接種を必要としないが、
我が国でも流行があり、感染機会のある疾病について接種をかんがえていく
こととなる。

 接種基準は以下のように設定する。

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未熟児に対する予防接種

 生下時からの合併症がないことを確認の上、以下の要領で接種を行う。

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その他基礎疾患がある者
 以下の事項を基本条件として主治医と接種医が可能と認めれば接種する。

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