iMRDによるweekly gemcitabine療法

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高橋豊@金沢大がん研究所腫瘍外科のDDW-Japan2003での発表
「膵胆道癌に対するTumor dormancy therapyを目指したweekly gemcitabineのテーラーメイド療法」
を参考に、肺癌に対するiMRDによるweekly gemcitabine療法を実施する。

gemcitabine(商品名ジェムザール)の通常の用法・用量は
「1回1000mg/m2を30分かけて点滴静注。
 週1回投与を3回連続。4週目は休薬。これを1コースとして繰り返す」
というものであるが、 この投与量はCR/PRを目標としたもので、
骨髄抑制が必発で長期投与は困難である。

CR/PRではなく腫瘍が増大しないことを目標としたtumor dormancy therapyを実現するために、
高橋らは個別化最大継続可能量iMRD(individualized maximum repeatable dose)という概念を考案した。
iMRDとは「抗腫瘍効果と副作用は比例する」という経験的事実をもとに、
「個別の副作用の程度によって投与量を調整し長期投与が可能な投与量を決定する」というものである。

gemcitabineの場合、具体的には400mg/m2から開始し1週間後に 副作用を判定、

これを可能な限り継続する。


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