MRSA感染について

MRSA隔離病室の運用

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1995.04.10

「MRSA感染者隔離対応」として作成

1996.06.20

一部改訂

2000.07.06

「MRSA隔離病室の運用」として全面改訂



MRSA陽性患者を個室へ個別隔離または大部屋へ集団隔離した場合、以下のように運用する。

 

設備および機器

 
  1. 病室の外側に、速乾性すり込み式手指消毒剤、白衣掛けを設置する。
  2. 病室の内側には手洗い設備・ペーパータオル・使い捨て手袋・ガウン・専用ゴミ箱を設置する(ゴミ箱にはプラスチク袋を入れて使用する)。
  3. 病室内の体温計・聴診器・血圧計は専用のものを用意する。
  4. その他の機器は、可能な限り専用とする。
    共用で使用したものには消毒用アルコールを噴霧し清拭する。
  5. MRSA患者に接触後、機器を操作するときは、操作前に手指をアルコール噴霧などで消毒する。
    MRSA患者に手袋を装着して接触した場合は、手袋をはずしてから機器を操作する。
  6. ベッドのマットレスは防水性の布でおおうか、防水性マットレスとする。

 

 

運用面

 
  1. 隔離室への回診・検温は最後に行う。
  2. 隔離室のドアと廊下側の天窓は常時閉めておく。換気のため窓を開ける。
  3. ガウンテクニックは病室内で行う。このときガウンの表裏を明示し表のまま病室内の壁に掛ける。
  4. 気管切開患者・皮膚炎患者などMRSAが飛散しやすい患者の病室は、病室内掃除の回数を増やす。
  5. ベッドの下、カーテンレール、エアコンの吹き出し口のフィルター、照明器具などにほこりが留まっていないかよく点検する。
  6. 極力ほこりを舞い上げないように歩行に注意する。
  7. 以下の対策は必要ない
    • 履き変え
    • 入口の粘着マット
    • 足下の噴霧消毒
    • マスク(排菌量が多いと思われるときは着用してもよい)
    • 病室の噴霧消毒・ホルマリン燻蒸
    • ガウンローカーの消毒
    • オゾン消毒


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