MRSA感染について

MRSA陽性患者の隔離基準

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2000.07.06

作成



 

隔離に関する基本的な考え方

隔離には、
  • 感染源隔離
  • 予防隔離

の2種類がある。
感染源隔離は、感染症患者から医療従事者や他の患者に病原体が拡散することを防ぐことを目的とし、
MRSA陽性患者の個室隔離や創部の部分隔離はこれに含まれる。
予防隔離は、他から運び込まれる病原体から易感染患者を守ることが目的とし、
ICUなどで易感染患者を隔離する方法である。

 

 

MRSA陽性患者の隔離基準

MRSA陽性患者をすべて感染源隔離する必要はない。
MRSA感染は主に接触感染であるので、接触隔離予防策をとる。
MRSA陽性患者のうち、排菌量が多く、周囲をMRSAで汚染する危険性が高い
  • 発症患者   
  • 非発症患者のうち以下の群
    • 慢性呼吸器疾患患者
    • 気管切開患者
    • 便失禁患者
    • 広範囲の皮膚病変患者

を、「拡散群」とし隔離の対象とする。
拡散群以外のMRSA陽性患者は「非拡散群」として隔離の対象とはしない。

 

 

MRSA陽性患者の隔離解除

MRSA陽性患者の培養検査において、連続3回の検査でMRSA陰性の場合は、
隔離を解除する。


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